2020年12月23日(水) [ 治療について ]
こんにちは。
最近ではメディアや歯科医院のホームページなどで、「根管治療」(歯の神経が通る根っこの部分の治療)について取り上げられることが多くなっています。
歯科治療に興味がありアンテナを張っている患者さんは、根管治療に伴う「マイクロスコープ」や「ラバーダム」というキーワードも知られるようなり、当院でもお問い合わせをよくいただきます。
歯科医院側も、そういった器械・器具・道具を所有していることをアピールするようになってきています。しかしホームページをよく読んでみると、ただそれらを所有しているだけ、とりあえず揃っているだけという医院を多く見かけます。
「とりあえず高い器械を導入したから、これでいい治療ができる」
それは間違った考え方です。
皆さんは、100円均一のショップで「安いけど、これはとても良く考えられた、便利なアイテムだ」という商品に出会ったことはありませんか?(確かに、「安かろう悪かろう」という物もありますが……)
それは歯科の診療器具や材料でも同じことが言え、「高い物が常に一番良い」とは限らないのです。思考停止して、ただ値段だけで判断してはいけません。
自らの治療に何が必要なのかを理解して、使用する器具や材料を見極め選択できること―それがよい歯科医師に必要な資質です。
他の記事を読んでいただければ分かると思うのですが、どのようなトピックにおいても、この考えは通底しています。
今回は、当院の「精密根管治療」の例をお見せします。
上の写真上部が他院での治療、下部が当院での治療です。
精密な根管治療、特殊な充填方法により、根の先端にある病変が治ってきているのが直感的に分かっていただけると思います。
■ 精密根管治療 大臼歯(再根管治療)
<MTAセメントによる根管充填代も含む>
¥132,000(税込)
■ 土台除去(金属/レジン)
¥11,000(税込)
■ 隔壁作製
¥11,000(税込)
根管治療について気になる方は、お気軽に当院までお問い合わせください。