診療案内
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早期発見・早期治療
上の図は、歯科治療の負のスパイラルを表したものです。
最初は小さなむし歯だったはずが、治療後に再発を繰り返すことで歯を削り続け、最終的には歯を失ってしまうということを伝えています。では何故このようなことになってしまうのでしょうか？
それは治療に用いたつめ物やかぶせ物などの修復物の精度が悪く、歯に適合していないことが原因のひとつとなっています。
むし歯がまだ小さい早期の段階で発見し、精度の高い修復物で治療を行い、正しいメンテナンスを継続すれば、この負のスパイラルから抜け出すことができます。
この早期発見・早期治療が当院の治療の基本となる考え方であり、医科の分野では常識とされていることです。
口腔内全体の治療
そのために私たちはマイクロスコープ(歯科用顕微鏡)を用い、精度が高く歯にしっかりと適合する修復物を装着する治療を行います。
ただこれは、1ヶ所だけ行っても意味がありません。適合が悪い治療箇所が他に残っていると、その部分が原因でお口の中全体に悪影響を及ぼします。
そのため治療を行う時は、口腔内全体を健康な状態にする必要があります。
治療の金銭的なハードルを
下げるために
しかし、そういった治療には費用が掛かってしまいます。そのため私たちは、金銭的なハードルを下げてより多くの患者さんが治療を受けていただけるように努力をしています。
例えば、つめ物やかぶせ物を制作する技工所への発注は、セラミックに絞ることでコストを下げています。
また全ての歯を一度に治療してしまうと、費用が高くなってしまいます。しかし緊急性のない歯であれば、月に1ヶ所(また2ヶ月に1ヶ所)ずつ治療することで、12ヶ月で12ヶ所(または6ヶ所)の治療を行えます。
そうすれば、ほとんどの人がお口の中全体の治療を完遂することができます。このように治療にある程度の時間をかけることで、金銭的な負担を分散させることもできます。
精密な治療は、
患者さんの安全と
利益のために―
当院が提供する歯科治療は、正確・確実・安全という考え方がベースにあります。 一般的なむし歯治療から高度なインプラント治療まで、全ての治療において患者さんの安全と利益を最優先に考え、それを実現するために必要なこととは何かを追究続けてています。
精密デジタル歯科治療
精密な治療は、正確性・確実性・安全性、すべてを導き出す治療の基本です。 その精密さを実現するために、最新のデジタル技術を積極的に治療に取り入れています。
マイクロスコープ
マイクロスコープを用いて、視野を最大20倍まで拡大して治療を行います。
肉眼とマイクロスコープの治療では、精度に圧倒的な差が出ます。
当院では治療にマイクロスコープを必ず用い、肉眼レベルの治療は行いません。
歯科用CT
あごの骨の中には歯の根っこや神経、血管が複雑に入り組んでいます。
歯科用CTを用いれば、患部を3次元の立体として撮影でき、歯・骨・神経・血管の状態や位置関係を正確に把握します。
これにより正確な診断・正確な治療を可能にします。
精密印象
型に流し込む石こうを真空状態で練り上げ(真空練和)、内部に気泡のない上質な石こうを作ります。それを、成型した型が変形を始める前に、急速に流し込みます。このような手順を踏むことにより、患部の精密な型取りが可能になります。
長期予防的低介入治療
精密な治療は良好な状態が長持ちし、必要以上の予防ケアを必要としません。「それなり」の治療をしてその後の予防ケアに負担を感じるよりも、 「精密」治療を受けて予防の負担を減らしましょう。
アンチ・オーバートリートメント
精密な歯科治療であれば、歯を削る量を必要最低限に抑えることができます。
また治療後も状態は安定して、必要最低限のケアで健康な状態を保てるようになります。
これにより、処置のやりすぎ＝オーバートリートメントを防ぎます。
クラスB滅菌器
治療器具の滅菌は徹底して行っています。使用する滅菌器も、歯科より基準の厳しい医科や欧州のレベルに準拠した「クラスB」を使用しています。
治療の安全性を何よりも優先し、衛生管理に取り組んでいます。
ラバーダム使用
口の中の粘膜やだ液には多くの細菌が存在しているため、治療中の歯の内部にも侵入してきます。これを防ぐために、歯の周りに被せるシートがラバーダムです。
木造建築で木材に防腐処理を行うことと同様に、治療時の歯にも防腐処理が必要です。
各種歯科治療に対応
- むし歯治療
- 小児歯科治療
- 口腔外科治療
- 歯周病治療
- インプラント治療
一般的なむし歯治療から、親知らずの抜歯・インプラントなどの外科治療まで、各種治療に対応しています。 お口の中のお悩みや治療の相談など、お気軽にご連絡ください。
