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2021年4月8日(木) [ 治療について ]

顕微鏡-治療ツール?vs説明ツール?

こんにちは。
小林歯科医院ブログに辿り着いたみなさんは、こだわりの治療に興味津々のモチベーション高い皆さんと推察しています。
今回は、歯科用顕微鏡(マイクロスコープ)の話をします。

前回の記事でもお話ししましたが、顕微鏡を購入して使わない医院や、使いこなせない医院は販売台数ベースで増えているようです。

さて、顕微鏡下は術者にとってよく見えていると、容易に想像がつくかと思います。もちろん良く見えているので、時間はかかりますが丁寧に精密な治療を手助けしてくれることでしょう。

しかし、顕微鏡自身が治療をするわけではありません。よく見えることで、手助けをしてくれるだけです。さらに最近の顕微鏡は、標準装備で記録装置を兼ね備えている場合が多いです。

マイクロスコープ

記録装置が見えている内容や術者が見ている内容の記録を取り、患者様に見せることで今の状態を現実のものとして受け止めてもらい、「どうしてそうなったのか、どうしたらそうならないようにできるのか」を自分の問題として理解してもらう必要があるからです。

いままで、歯医者さんに行ったとき、鏡を渡されて「ここがこうです。」「ここがこうなっています。」と説明された経験あるかと思います。僕もあります。

はっきり言わせてもらって、「そんなの見えるわけないでしょ!」って、ずっと思ってきました。何の意味あるんでしょうか?と僕は思っています。

マイクロスコープ

また他人の歯の治療見本を見せられても、ピンとこないですよね。自分に起きていることだからこそ、身に迫っていることとして受け止められるわけです。

そのような意味で記録は重要ですし、それを踏まえて説明を受けたら、自分のことなので「何とかしなければいけない」と思うことでしょう。

歯科用の顕微鏡は治療の手助けツールとして、最強の武器です。同時に、最強の説明ツールでもあるのです。

自分の歯が、いまどんな状況なのか、どれだけ良くないのか、どれだけ良くなったのか、見たい知りたいですよね。

歯科医師の十分な説明は、重要なことであると、小林歯科医院では考えています。

2021年4月8日(木) [ 治療について ]

顕微鏡-見えるvs見たい

こんにちは。
小林歯科医院ブログに辿り着いたみなさんは、こだわりの治療に興味津々のモチベーション高い皆さんと推察しています。
今回は、歯科用顕微鏡(マイクロスコープ)の話をします。
マイクロスコープ

最近では、マイクロスコープが医院にあることを宣伝材料にする医院が増えてきました。所有率でみると、2桁のパーセントにようやく達したと言われています。しかし、マイクロスコープをしっかり使いこないしている医院は、5%にも満たないと言われています。

たしかに視野が拡大されるので、良く見えることでしょう。例えば、ぼんやり見えていた遠くの富士山の風景/景色が、山頂だけはっきり見える、ということになります。
富士山縮小

しかしながら、術者は山頂の何が見たいのでしょうか?
単に遠くの富士山の山頂がはっきり見える。それでいいのでしょうか?山頂の観測所を見たいなら、それを視野に収めなければなりません。

富士山拡大

結局「何を見たいか」それが無いのに、ただむやみやたらにマイクロスコープで拡大したところで「意味が無い」ということです。

何かが見たい、見つけたいから拡大視野にするのと、ただ漠然とよく見たいのとでは全く意味が違います。漠然と大きく見たいだけなら「じゃあ見えたところでどうしますか?」というきちんとした治療に結びつかないからです。

あなたは、どういう治療を受けたいですか?
マイクロスコープを使わない、あまり見えていない治療
マイクロスコープで、単に見えているだけの治療
マイクロスコープできちんと見つけて、見ている治療
どれを選択しますか?その選択に、あなたの歯の将来が決まってくると、僕は思います。

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