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精密根管治療の案内-後編-

2021年02月10日 [治療について]

今回は前回の続きです。前回の記事はこちらから

<4>歯科用コーンビームCTにて確実に診断
CT

歯科用のCT(被爆量の少ない)にて、形状や病気の状態など、3次元的に把握をします。
保険の根の治療での2次元の情報より、3次元的情報のほうが、絶対的に治療に有用な情報が得られます。

<5>絶対的消毒完成度の違い
根管内の消毒の具合は、その後の治療成果に大きく左右します。精密根管治療希望の患者様には、特殊な消毒機材を使用し、消毒の完成度を高めます。
残念ながら、保険治療の患者様には使用できません。

洗浄

<6>根管充填法、根管充填剤の違い

根管内の清潔状態を長く維持させる、再発をできるだけ長期防げるため、特別な材料にて根管内を充填します。保険治療では、使うことができません。
海外の根管治療では普通に使われており、論文ベースでは高い治療効果が報告されています。

<7>グラスファイバーによる、強靭かつ柔軟な土台作製(支台築造)

ファイバーコア

根管治療を行なった歯は、血流を失います。さらに根管治療を行うために、歯を削らざるえないことで、強度を失いやすくなります。
よって、長く自分の歯を使っていけるように、ガラス繊維を支柱として、引っ張り押し込みには強く、左右の揺すりには柔軟に力を受け止める特殊なグラスファイバー製の土台を作製します。

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