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治療の質

2021年10月18日 [治療について]

こんにちは。
小林歯科医院ブログに辿り着いたみなさんは、こだわりの治療に興味津々のモチベーション高い皆さんと推察しています。

歯医者さんを選ぶとき、どうやって選んでいますか?
それは近いほうが通いやすいですよね。でも、体の病気の時は電車に乗ってでも大きな病院・大学病院に行ったりしていますよね?
電車
どうして、歯の治療だけは、近くにしたいのだろうか…?

今現在も診療を肉眼で行っている先生は、世間一般的なレベルだと思います。人間の眼はピント調節機能はあるけれども、拡大機能は備わっていません。見える見えないは、ピントが合っているか合っていないかだけです。

あの小さな歯、さらにその中にさらに細かい小さな神経が走っていて、それを肉眼で見る…想像してみてください。見えていると思いますか?さらに、歯の咬む面にも凹凸が備わっていて、それがあって初めて咀嚼(そしゃく)という機能を果たしています。

肉眼で咬む面の虫歯を削り、削った穴に充填を行って、キレイかつ機能するように出来上がると思いますか?

保険診療を肉眼で行って、保険外の自費診療も肉眼レベルで削り、型取りも同じ肉眼レベルで行うって、どのような差別化なんでしょう?特に違いなし?材料的な違いのみ?僕にはちょっと考えるに難しいです。

その逆も言えます。普段、顕微鏡下でキチンと精密な治療を行える技術を持った人が、保険診療でも自費診療でも同じ内容を提供することは難しいです。それは、キチンと自費診療ででもちゃんとした内容で治療を受けたいと思っていらっしゃる患者様に失礼だからです。
銀歯
保険の診療は、戦後間もないころの診療制度です。金属の材料に至っても、その当時からさほど進化をしていません。終戦後70年以上が過ぎ、その当時の治療でいい状態がキープできるはずがありません。もちろん、これは定期健診を受けていようが、同じことです。

当院では、保険診療でない治療はすべて顕微鏡下での治療を行っています。大切な歯の治療は肉眼レベルでいいですか?質にこだわってみませんか?

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