「根管治療の案内」を前編と後編に分けてお伝えします。今回は前編です。 当院では、根管治療を重要視しています。 なぜなら、家を建てるに例えるなら、被せ物という住宅を建てるのに、その基礎の部分に当たる土台を疎かにして、見栄えのいい家を建てようとする人はいないからです。 さらに、 保険治療で行われた根管治療 ①キチンと見えていない ②根管治療で一番大事なラバーダム防湿もしていない が…
こんにちは。 小林歯科医院ブログに辿り着いた皆さんは、精密歯科治療などの「こだわり」のある治療に興味がある方だと思います。 マイクロスコープを用いた治療を行うにあたっては、治療に関する全てのことに「こだわり」が必要です。「こだわり」がなければ、マイクロスコープ導入したとしても、単に虫メガネとして使っているに過ぎないことになります。 マイクロスコープでは視野が20倍となります。 …
こんにちは。 今回も前回に引き続いて、当院の特徴である「根管治療」のお話をします。 根管治療は、歯根の中の神経管を消毒する治療でもあります。 その消毒は、ファイルと呼ばれる針金のような器具を用いて行います。 ファイルは金属製で細長い物のため、金属疲労によって先端が折れてしまい、歯根の中に残ってしまうことがあります。 実はこの「破折ファイル」は、どの歯科医院でも一般的によく起こる…
こんにちは。 最近ではメディアや歯科医院のホームページなどで、「根管治療」(歯の神経が通る根っこの部分の治療)について取り上げられることが多くなっています。 歯科治療に興味がありアンテナを張っている患者さんは、根管治療に伴う「マイクロスコープ」や「ラバーダム」というキーワードも知られるようなり、当院でもお問い合わせをよくいただきます。 歯科医院側も、そういった器械・器具・道具を…
こんにちは。 最近では、「無痛治療」ということをうたっている歯科医院が、町にあふれてきました。 無痛って、何が無痛なのでしょうか?どうすれば無痛なのでしょうか? 皆さんの脳裏には、 「注射=痛い」 というイメージがあることと思います。 それでは、注射の痛みとはなにかを考えてみましょう。 【 1. 注射の針を刺すときの痛み(痛みがあるであろう)イメージ】 注射器の種類によりますが…
こんにちは。 「インプラント治療」という名称は、一般にもかなり浸透してきています。 見たり聞いたりした だけではなく、「実際に治療を受けた」という方もいると思います。 インプラント治療は、歯を失った部位に人工の歯根を埋設して、その上に新しく歯を補う治療です。 皆さんのイメージの中では、「大変な治療」と感じられているかと思いますが、 この治療も重要な「長期予防的低介入治療」の一つ…
こんにちは。 今こうして当院のブログを読んでいただいているということは、「精密歯科治療」ということに興味を持っていただいているのだと思います。 以前の記事でも説明してきましたが、当院ではマイクロスコープ(歯科用顕微鏡)を用いた精密歯科治療を行っています。 ⇒【マイクロスコープを用いる治療の価値】 ここでは「顕微鏡があることが凄い」ということではなく、「どれだけ使いこなしているか…
こんにちは。 このブログを読まれているということは、歯に悩みや関心があり、調べて行くうちに当院のこのサイトにたどり着いた方ではないかと察しています。 そんな皆さまの中では、自分のお口の中の状態について「3ヶ月に一度定期的な検診に行っているから大丈夫」「いま痛くもなんでもないから大丈夫」と安心していらっしゃる方も多いと思います。 例えば、定期健診をしっかりと受けて「問題ありません…
今回は、臓器としての「歯」についてお話します。 「歯」は、心臓や胃と同様、臓器の一つです。 心臓や腸などといった器官が病気になった時と、「歯」が病気になった時、たいていの方は「内臓」が病気になった時の方が深刻で重大だと考えると思います。 「歯」の病気=むし歯や歯周病にかかっても、それほど重要なこととは捉えられない現実はたしかにあると思います。 何故そうなのでしょうか? そこには…
当院はマイクロスコープを用いた精密歯科治療を行っています。 マイクロスコープとは、分かりやすく言えば「治療用の顕微鏡」です。 この顕微鏡では歯を最大20倍まで拡大して見ることができ、その拡大された視野下で治療を行います。 歯科治療はミリ単位の世界で行われます。 1mm×1mmの1辺を20倍に拡大したとすれば20mm×20mmとなり、面積を比較すると実物の400倍となります。つま…
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